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枕の選び方(素材編)
枕の良し悪しを決めるのは、素材と形状です。
3つ折りのバスタオル
もともと枕は無くてもいいと言う医者もおり、そうした方々が薦めているのがこの方法です。バスタオルを折り重ねて厚さ1~3センチにして、それを枕替わりにするというものです。
もともと低い枕が好きな人はこれでもいいかもしれませんが、よく寝返りを打つ人は、横向きになったとき首を支えることができず、快適ではありません。また敷布団が固いと後頭部に加重がかかり過ぎます。
良い点:安い。熱がこもらない。
悪い点:首が痛くなる。敷布団によっては後頭部が痛くなる。
そばガラ枕/ビーズ枕/パイプ枕
そば殻やパイプの量を調整することにより、好みの高さに調整することができます。熱がこもらず夏場に適していますが、どうしても多少の硬さがあり、後頭部が少し圧迫されます。
中身がそば殻やパイプでも横に3層に分かれており、真ん中の層(後頭部が当たる部分)が低くしてある枕は、そうした欠点を多少解消してくれます。
そば殻には根強いファンがいますが、虫が湧くことがありますので、月に2,3度の天日干しは欠かせません。また寝返りを打つたびにシャリシャリという音がするのにも好き嫌いがあります。
良い点:比較的安い。事前に高さ調整しやすい。通気性がよい。
悪い点:後頭部が重くなる。虫干しが必要(そば殻枕)
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枕博士の奥山医師監修の枕で、最初から中のパイプが出し入れできる作りになっています。
そば殻バージョンもありますが、耐久性やメンテナンスの点ではパイプの方が優れています。
価格は5,400円ぐらいです。
羽毛枕
頭を柔らかく包み込み、後頭部に変な加重がかかることがありません。また寝返りしても柔軟に首をフォローします。
ただ、羽毛枕だけだと首が低くなり過ぎることがあります。これは薄手の硬めの枕を下に敷くと解消されます。包み込む感じは好き嫌いがありますのであらかじめ試しておいた方がよいでしょう。
また羽毛の量や品質でピンキリですので、羽毛枕の本来の特性を生かしたいなら、多少の出費は覚悟しましょう。
羽毛枕と薄手の枕の組み合わせは、シティホテルなどでよく見かけます。
良い点:頭を柔らかく包み込む。寝返りしても首が痛くなりにくい。
悪い点:高い。粗悪品に注意。
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価格変動の大きい商品ですが、5,700円ぐらいです。
低反発枕
低反発素材で成形された枕です、ただのクッションのような形状もありますが、後頭部の部分が窪んだ形状のもの(洋ナシ型、ひょうたん型)がおすすめです。
これだと後頭部の負担がなく、寝返りをうっても首を支えてくれます。低反発はフィット感に優れていますが、夏場は熱がこもりやすいので好き嫌いはあります。
高さ・形状もいろいろありますので、いろいろ試してみましょう。特に、仰向け、横向きで首に違和感がないかどうかはチェックしましょう。
安いものもありますが、半年ぐらいでへたってくる低反発も多いようです。市販品ならネットの書き込みが参考になります。
低反発素材をパイプでサンドした枕もあり、パイプの量である程度高さ調整ができるとともに、熱がこもりやすい点も多少解消してくれる枕もあります。
良い点:頭を柔らかく包み込む。後頭部がフィットしやすい。
悪い点:高さ調整できない。熱がこもりやすい。安いものはすぐにへたる。
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5,000円以下の商品ですが、在庫切れになっていることも多いです。
オーダーメイド枕
枕を中心とした寝具専門店でのオーダーメイド枕です。
だいたいが枕の袋地(フレーム)にあたる部分が何パターンかあり、フレームは、右横、左横、首、後頭部、頭頂部などの5ブロックぐらいに分かれています。それぞれのブロックにパイプだの、そば殻だの、羽毛など、詰めるものを変えることができます。
枕を作る前に、頭の形状の測定やコンサルティングがあり、自分にあった枕になるよう調整してくれます。3万円前後するケースが多いようですが、定期的な詰め物の補充などのメンテナンスを無料でやってくれるところもあります。
なかなか市販の枕が合わないようであれば、この際、考えてもよいでしょう。ただし、どんな枕の詰め物も時間がたてばへたってくるので、3ヶ月に1度とかに定期的に枕を持ち込み、高さ調整してもらう必要があるようです。
このためメンテナンス負担の少ない店舗(メンテナンス料〇年間無料とか、自宅から近いなど)を選ぶ必要があります。
オーダーメイドで作っても、実際につかってみると違和感があってなかなか馴染めなかったり、定期的なメンテナンスが面倒でヘタッたところで使うのを止めたりするケースもあるようです。
オーダーメイドといっても、マットレス・敷布団との相性、自分の寝相などもありますので、万能というわけではありません。
良い点:自分にあった枕になりやすい。
悪い点:高い。定期的なメンテナンスが必要。
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比較整理
枕を素材別に整理するとこんな感じ(個人の感想です)
後 | 返 | 熱 | ||
タオル | △ | △ | ○ | |
そば殻 | △ | △ | ◎ | 天日干 |
パイプ | ○ | △ | ○ | |
羽毛 | ◎ | ○ | △ | 高い |
低反発 | ◎ | ○ | △ | |
オーダー | ◎ | ○ | ○ | 高い |
後:後頭部への負荷、返:寝返りへの対応、熱:熱のこもり難さ
こだわり過ぎない
バスタオル枕でもそれが自分に合っているなら、あえて変える必要はありません。
枕やマットレスなどの寝具が体に痛みの原因になることはありますが、それだけが原因ではありませんので、起きたときに不快感がないなら、神経質になって枕を変える必要などありません。
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